ある意味最終回とも呼べるエピソードでした・・・。おはようございます。
今週の『Fate/Zero』はまさにそんな感じの内容でしたね。悲しくも濃密で素晴らしい30分間でした。
・Fate/Zero 第23話”最果ての海” なんかもう本当に涙がでました・・・
ライダーもウェイバーもギルも、こいつらみんなかっこよすぎます・・・。GOBに突撃していくライダーも、その最期の勇姿を見守り続けたウェイバーも”征服王とその臣下”を認め去っていくギルも、ひたすら心を振わせ続けてくれましたね。これまでギルのイメージは慢心王や我様王が強すぎましたが、今回ので一気に見方が変わったって感じです。ギルもまた真なる”王”なんだなって思いました。
・・・ライダー組がここで退場してしまったのは本当に悲しくて残念ですが、実に良い最期を見させてもらったと思います。ウェイバーには征服王の勇姿を胸に強く生きてもらいたいですね。 ・・・でも、本当にウェイバーは成長しましたよね。イスカンダルという王(友)と出会い共に戦場を駆け抜け、最後には臣下として英雄王と真っ正面から対面するにまで至ったウェイバー。正直なところ『Fate/Zero』はウェイバーの成長物語的な側面も十分にあったと思います。彼ら二人が描いてきた物語・・・本当に大好きでした。
ギルが自ら認めた相手にしか抜かない至高の宝具<乖離剣>。イメージ的にはその発動は空間を切り裂きながら突き進む衝撃波みたいなものかと思っていましたが、全然違う描写となりましたね。ですが<王の軍勢>を空間ごと崩壊させていく様はまさに”対界宝具”そのものでしたし、まさに圧巻の光景でした。
セイバーVSバーサーカーはバーサーカーの正体が判明したことで面白い展開になってましたね。狂気に堕ちたかつての臣下、ランスロット。暴走しながらも自分に執着する彼の姿に以前のライダーの言葉を思い出したセイバーですが、果たして彼女はどう戦うのでしょうか?・・・って、そもそもセイバーは勝てるのかというのも疑問ではありますが(苦笑)。理性を失っていても<エクスカリバー>はわかるでしょうからまず正面からくらうことはないでしょうし、かといって円卓の騎士の中でもトップだったとのことなので剣の腕で勝つのも厳しいでしょう。さらに言えば気持ちを切り替えないとそれだけで致命傷になりそうですしね。予告でギルとのやり取りがあったのでどうにか切り抜けるのでしょうけど、そこがどうなるのか楽しみです。・・・雁夜おじさんが力尽きて魔力の供給がなくなるからという展開だけは無しにしてほしいですね。ただでさえ身も心もボロボロな雁夜おじさんに、最期まで一瞬の輝きもない展開なんてあんまりなんですから。
それではこれで。
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テーマ:Fate/Zero - ジャンル:アニメ・コミック
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