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空舞う竜の日記
サイト『空を舞う竜のように』の日記コーナーです。主にアニメの感想、たまにCDやマンガ、イラスト投稿などがあります。感想にはネタバレがあるためご注意を。 日記へのコメント&トラックバックはもちろん大歓迎です。ですがサイト内容にそぐわないようなものは問答無用で削除させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください
アニメ『ヨスガノソラ』穹編視聴後総感想
 最終話を見終えたので見ていて思ったことでも書き連ねてみます。こんばんは。


 ・アニメ『ヨスガノソラ』を視聴して・・・(主に穹編について)

 ※原作やコミックスを知った上で穹編について書いています


 ”もうひとつの『ヨスガノソラ』”だなって思いました。

 展開が原作とだいぶ違っていましたからね。終わり方もあれだと『ハルカナソラ』に繋がらないようになっていましたし。つまるところアニメ版は「原作とは別物だった」という結論になると思います。

 しかしそれではこの作品は『ヨスガノソラ』ではなかったのかと聞かれると私は「でもこの作品は『ヨスガノソラ』ではあった」って答えます。それは、先ほど大文字で書いたようにこの作品のことを”もうひとつの『ヨスガノソラ』”だったと思っているからです。『ヨスガノソラ』辿りえる未来の一つがこの穹編だったのではないかと。

 以前にも書きましたが、このアニメ版はどこか生々しいんですよね。現実的ともいえるのかもしれません。この最終話ではそれが如実に表れているのですが、きっとハルと穹の関係は受け入れられないのが普通なんでしょう。結局関係を修復できないまま終わってしまった委員長がその最たる例だと思います。他のみんなとの関係だって決して良好ではないといえるでしょう。それは原作で積み重ねていった絆の描写がアニメでは足りていないからでもあるでしょうけど、逆に言えばそうやって本当に親しくならなければまともに話もできないのではないかと思います。私の身の回りにそういった人はいないので本当のところはわかりませんが、きっと”普通”という枠組みにいれたならこうなってしまうのが普通なのでしょう。このアニメを見ていると原作は”優しい世界”だったんだなって思います。もちろん本当の親友同士なら原作どおりになるって信じてはいますが、それでも優しかったんだなって思いました。

 話は戻って”何故この作品が『ヨスガノソラ』だと思ったのか?”について書こうと思います。原作と比べるとこのアニメは(展開はおいておいて)設定上改変しているところがあります。足しているという言い方でもいいかも。最終話で語られた”ハルが幼い頃から穹のことをどう思っていたのか?”というのはわかりやすいですね。これが前提としてあるから穹から離れるために奈緒と関係を持とうとしていたという展開にも繋がりますし、拡大解釈をすれば他のヒロインと少し性急的に結ばれたことのきっかけにもなります(まあこれは話数の問題によるものでしょうけど)。つまりその要素がアニメ版の展開を左右したということになると思います。
 それに関しては原作と違う部分だろといわれるかもしれませんが、では”幼い頃からハルが穹のことを女の子として見るというのはありえないことなのか?”というと私は十分にありえると思います。原作でも穹はハルのことを幼い頃から意識し続けてきたと明言してあります。双子というわかりやすい感情の補強も含めて
ハルも同じように穹のことを意識するという可能性はありえたのではないでしょうか?もちろんそれは原作からしてみれば”かもしれない”話、つまりifです。でもifとしてなら十分にありえるのならこのアニメは『ヨスガノソラ』の可能性のひとつになりえるのではないでしょうか?

 そうやって禁断の想いを互いに抱えたままだったからこそ、二人とも自分たちの想いでいっぱいいっぱいだったのではないでしょうか?貯蓄という未来へのあてがない状態(これはアニメ設定ですが)で二人で暮らそうとしたのも、離れ離れになりたくないという想いと許されない愛情とに翻弄されがただむしゃらに前へ進もうとしたからではないでしょうか。亮平たちと友情を育む機会が描かれなかったのは尺の都合もあるでしょうけど、結局のところ”ハルと穹、二人の問題だったから”ではないでしょうか?”二人の世界”のことだったから第三者が入り込む余地がなかった。その結果がこの最終回ですが・・・二人は全てを捨ててでも互いを愛し合うという答えを得ました。

 結局のところ悪い言い方をすれば『ヨスガノソラ』の穹ルートのバッドエンドなんですよね。結局みんなとは理解しあうこともなく去っていってしまったのですから。それゆえに他のみんなのことを思うと後味としては決してよくはない。『Air』の美凪ルートのバッドエンドを思い出しました。あれもいうなら逃避行エンドでしたから。

 でも、だからこそより強く残った想いもあります。私はこの結末に”世界中を敵に回そうとも穹のことを放さない”という強い想いを感じました。それは否定の中にあるからこそ一際強く輝いているように感じたんだと思います。ですから私はこの結末を否定することはできません。それは、たとえその在り方が間違っているのだとしても、私が求め続けたい”想い”の形だから・・・。

 端的な言い方をすれば、このアニメは原作付きアニメ化としてはダメでも作品単体としてみればよかったと思います。一人に絞らずヒロイン四人のことをそれぞれ描いたため駆け足気味に感じたところは確かにありますが、悪くなかったと思います。そして穹編に関しては、原作ファンからすると駄作となってしまうかもしれませんが、私は一つの物語としてはとてもよかったと思います。私が求めていたものの一つが確かにそこには描かれていました。ですから私は、たとえその物語が原作と違うものであったとしても、この作品を見ることが出来てよかったと思います。



 それではこれで。いつも以上の長文駄文失礼しました。
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